どっちだっていいか 満月だ

WE STILL LOVE YOU 2014

20年前、私は素晴らしいアルバムに出会ったんだ。
20年経った今・・・強くそう感じている。

1994年8月31日。
小沢健二のアルバム『LIFE』が世に出た。
20年後のその日にあった、
20周年を記念したスぺシャの特番が素敵すぎた。

たくさんの人の思いで溢れてた。
たくさんの人に思いっきり愛されてた。

最後に流れた本人のコメントには、
じーんと胸が潤んでしまった。
いい話だった。
視点。知的さ。流れるような文体。
・・・全てが、オザケンって感じがして、
胸の奥がツーンとなった。

繰り返される日々の暮らし。
確実に流れてゆく時間の中で、
こんな風な優しさを持って生きていきたいな。
そんな穏やかな気持ちにふわりと包まれた。

少しずつでいいですから、
音楽活動を続けて下さい。
・・・そう、心から願ってた。

ありがとう
幸せな優しい気持ちにさせてくれて。
20年後の素敵な夕べに。
感謝を込めて。
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# by kurin1022 | 2014-09-03 19:22 | 音楽 | Comments(0)

LIFE IS COMIN' BACK

10年前の僕らは胸をいためて「いとしのエリー」なんて聴いてた
ふぞろいの心は まだいまでも僕らをやるせなく悩ませるのさ


・・・胸をいためて「いとしのエリー」を聴いてたのは、
もう30年も前のことなのね、と改めて思う。


3月に16年ぶりにTV出演された小沢健二さんを観た。
個人的には、ビジュアルは昔よりうんと好みの素敵な男性になってた。
年を重ねたその顔は、優しくて爽やかでインテリジェントで。
話し方や佇まいは、穏やかで温かかった。

長く続けられた「いいとも」を終えられるタモリさんに、
「長い間、お疲れ様でした」という言葉を、
丁寧に心から贈りたい、という思いで彼は来日されたんだ。
・・・そう、感じた。

「お疲れ様でした」という敬意をこめた温かな言葉が、
何度も何度も体中から滲み出ていた感じだった。

・・・そして、大切な自身の歌を届けるために。
「いいと思う歌詞は小沢くんだけ。あれは生命の最大の肯定の歌」
昔、照らいもなく率直にそんな絶賛の言葉を贈って下さったタモリさんに、
大切な歌を心をこめて贈りたい・・・そんな彼の思いを感じた。


正直言って、声はあまり良く出ていなかった。
「オザケンは、歌は上手くないよ。でも味があるんだ」
爆笑問題の田中さんが以前、愛情をこめてそう表されていた。
・・・言い得て妙。

上手いボーカリストなんて星の数ほどいるし、
「なんだか、わからなかった」って率直な感想をくれた若者の、
言葉の奥のそれさえも、私にはよくわかってしまう。

彼の歌って・・・なんだろう。
時折、思い出したように「LIFE」を聴く。
包まれてしまうこの大きな「多幸感」って・・・なんだろう。
聴くとたちまちウキウキしちゃうこの感じ。
体中で歌っちゃうようなこの感じ。
・・・凄いアルバムだな、と改めて感じる。

20年前から「LIFE」は擦り切れるほど聴いてきた。
詞の凄さは時が経つほどに強く感じられた。
メロディと詞の相乗効果の凄さも。そして、この声の魅力も。

私は声に惚れないと、そのアーティストに触れることは一切ない。
けれど、オザケンのこれだけは別だった。
・・・声もビジュアルも好みではなかったから。
(よって・・・「王子様!」と黄色い声を上げたことはナシ)

聴いてるうちに離れられなくなってた稀有な盤。
・・・別物なんだよね。
それは、きっと・・・私だけではない。
今やこのアルバムを聴くと、
「崇高さ」にも似たオーラを感じずにはいられない感慨に、
多くのジャストの人が包まれてしまうんだろうな・・・と感じている。


「いいとも」では、ギターを弾きながら、
丁寧にタモリさんに歌を贈った。

南米での暮らしや旅の話。子供が出来たこと。
16年の歳月のことを和やかに談笑されていた。

が・・・「タモリさんとそして番組のスタッフの皆さんに」と言って、
ギターを優しくつま弾き歌い出した途端に、
流れる風が脈を打った。
私もTVの前で息をのんで聴き入ってしまった。

左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる
僕は思う! この瞬間は続くと! いつまでも


「生命の最大の肯定」と絶賛されたタモリさんが好きなこの曲。
「さよならなんて云えないよ」を歌いだすと、
小さく「おっ!」と感嘆の声を上げられたタモリさん。
優しくはにかんだオザケンの顔を観ていたら、
キュンと胸が揺れた。ジーンとなった。

素敵な歌だった。
心のこもった美しい歌だった。
優しくて温かな歌だった。
なんだか泣きたくなってしまった。
せつなくてせつなくて胸が痛むほどに。

優しい「いいとも」の時間が穏やかに流れてた。
じっと聴かれていたタモリさんの顔を観て・・・
また泣きたくなった。


もちろん会場にお客さんはいたのだけれど、
二人だけのまあるい空間の中にあって、
時が経った今、こうやってお互いの幸せを感じ合いながら、
そんな喜びを気負いなくゆったりと話されていた。

「幸せな大人たちの画」がそこにあった。
観ていたらこっちまで幸せな気持ちに包まれていた。
タモリさんとオザケンの少し老けた横顔は、とても優しかった。

彼はリリースされたばかりのアルバムの話には、
最後まで一切触れることはなかった。
歌い終わった後に照れたような笑顔で、
ぺロッと舌を出してみせたかつての「渋谷系の王子様」は、
素敵な大人になってた。


「LIFE」を聴いた20年前は、
「ライブに行きたい」という気持ちは抱かなかった。
・・・20年経った。「LIFE」を聴くたびに、
彼のライブを観てみたいな、と熱望している今の自分がいる。
今度あったなら、絶対に行ってみたい。

彼の「ひふみよ」のサイトを時折覗いてみる。
(時に難しいけれど)「読み物」の彼の文章を読むのが好き。
彼が綴られたこんな文があった。

「海外にいる邦人って、仕事の都合とかで、意外とオンラインでは
 日本語環境と切れないでいる人が多いのですが、
 僕は意識的に離れていて」
「どうしてですか?」(・・・とうさぎは問う)
「そういう役割なのかなあ、と・・・」

やっぱり、私にとってオザケンは、
昔も今もずっと・・・カリスマ過ぎて遠い人だ。

けれど・・・久しぶりに触れたオザケンは、
優しくて大きくて温かくて人間くさくて、
笑顔が素敵な大人だった。
なんだかちょっとだけ近くにいるような、
そんな気さえした。

「LIFE」(改めて思うに凄いタイトル)を楽しんでいる、
しなやかな生活人の趣きの大人の彼は、
原宿やプラダなんて響きの香りからは遠く・・・
どこか土の匂いがした。温かな風の匂いがした。

20年の時間そのものが、なんだか愛おしく感じられた。
そんな感慨に包まれた、優しいお昼の時間だった。


「ひふみよ」の中で彼はこんなことも話されていたっけ。
なんか・・・印象に残った言葉だったな。

「小沢健二の専門みたいになるのは、
 やめたほうがいいと思う。
 僕なんかよりも、もっと楽しいことがあると思うし」
「みんなそれぞれの暮らしがあるんだから、
 それぞれの暮らしを生きましょうよ」

大いに同感。大いに共感。
まさに・・・(今の)オザケンって感じがした。

毎日の暮らしに色を添えてくれるいくつもの音楽を楽しみながら、
たくましくしなやかに、そしてしたたかに、
私は自分の暮らし「LIFE」を生きていく。


そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く
美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間
せつなくてせつなくて胸が痛むほど




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# by kurin1022 | 2014-07-02 15:18 | 音楽 | Comments(3)

六月の花嫁さんへ。

「六月の花嫁は幸せになる」と言う。
うん・・・絶対に幸せになる。

「入籍したのは前だから・・・」なんて戯れ言は、
この際ナシね。

貴女の優しい笑顔は、
梅雨の合間の穏やかなお日様。
温かくて淡いだいだい色。

周りをふわりと包み込んでしまうような、
優しい優しい笑顔だった。
ほんとに綺麗だった。

眩しい貴女を見ていたら、
目の中にどんどん湖が溜まっていって、
何度もこぼれてしまいそうになって、
思いっきり昔話に花を咲かせてた。

ずっと思ってた。離れていても。
いつかきっとこんな日が来るってことを。
心の奥で。ずっと待ってた。

おめでとう。
百万回言いたい気持ち。

幸せになってね。
可愛い六月の花嫁さんへ。


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# by kurin1022 | 2014-06-23 13:57 | 日々のあわ | Comments(2)

glory days

音楽界の加瀬亮。
・・・こう表するのが、ぴったりな感じがして。

飄々とした空気感をまとっていて。
どこか掴みどころがない感じがして。
そして・・・上手い。

「上手い」なんて陳腐な言葉では言い切りたくはないけれど、
加瀬亮のその演技と同様に、
彼の歌は・・・上手い。

だって・・・
飄々としたその歌声を飄々と聴いていると、
いつしか胸の中にすっと入り込んでいて、
いつしか胸の奥までしっとり潤っているのだから。


渡ってゆく風が心地いい穏やかなこの季節に、
私はこの人の歌声ばっかり聴いている。
・・・くるりの岸田さんの歌声。

彼の歌声が五月の優しい風に乗って聴こえてほしい。
ここんとこずっとそんな気分が続いている。
彼の歌声以外、世の中には必要ない・・・今はそんな気分。


岸田さんが最近こそっと始めた(?)日記を読んだ。
「まえがき」からいきなり・・・
心臓をぐしゃりとされてしまった。
心がぐらりと大きく揺れた。

以前もここで書いたけれど、
私は彼の綴る文章が好き。

こそっと綴られた文章は、昔の「岸田日記」に近い感じで。
いつものように真摯に語るその姿に、胸が熱くなった。

素朴で知的な文を綴る人。
もともと立命館大出のインテリの彼だけれど、
頭がいい人だなって思う。
そして・・・真面目で正直な人だなって思う。

彼の想いを真っ直ぐに語った文章を読んで、
せつなくなったり、優しい気持ちになったり、
泣きたくなったりもした。
いろんな感情でごっちゃになった。

ありがとう、話してくれて。
友達ならば、そんな言葉を掛けたい気持ちになった。

もっとも、自称偏屈者の彼からは、
「別にあなたに話したわけじゃないし」なんて、
眼鏡の奥で優しくニヤリと笑いながら、
そう言われちゃいそうだけれど(笑)。


そして・・・もうすぐくるりのライブ。
彼の歌声にやっと会える。

初めて生で聴くその飄々とした歌声からは・・・
どんな景色が見えてくるのだろうか。
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# by kurin1022 | 2014-05-22 16:56 | 音楽 | Comments(2)

料理=くりん

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美人で可愛らしくて聡明で凛としていて。
住まい方や生活の匂いがちゃんと届くような佇まい。
好きです。憧れです。

仕事柄、料理本を手にすることが多い私だけれど、
この本は・・・『自分の宝物本』に、と買ったもの。
手にした時から、ほっこり包み込むような温かさが伝わった。

献立は日々のご飯だったりして、つつましい感じがいい。
所々に綴られた文章の優しさがいい。


ここんとこのマイブームは、『料理=高山なおみ』のレシピを、
一つ一つ忠実に再現すること。
昨夜は、『じゃがいもの円盤焼き』と『オムライス』を作った。
我ながら美味しく出来ました。

ダンナ様が三日留守にされた時、高山さんは気づいたのだという。
「料理って、おいしく作ろうと思わなければおいしくできないということ」を。
・・・ほんとに、そう思う。
こういうところが、いちいち私の琴線に触れてゆく。


十年前、料理家の高山なおみさんの綴られた文章に初めて触れた。
その文才に驚いた。心がゆらりと揺れた。
文筆家としても好きになった。

『日々ごはん』も欠かさず読んでいる。
等身大に生きてる姿が、素敵。


謙遜なのか、必要以上に自分を小さく見せようと振る舞う人って、
ちょっと苦手で疲れてしまう。
自分にとっての美徳なのかもしれないけれど。
もっと普通にしたら、もっと素敵なのにと感じてしまう。

高山なおみさんは、
自分を大きく見せることをしない。
そして小さく見せることもしない。
生活人としてのたくましさやしなやかさを感じる。


一冊分のレシピの料理を作ってみたいな。
「おいしく作ろう」って思いながら、
丁寧に一つ一つ作ってみたいな。

ゆるりと流れてゆく私の好きな時間。
等身大の私で。
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# by kurin1022 | 2014-05-12 11:54 | | Comments(2)

ファンキーパーリーな時間

“ハナレグミ・So many tearsの竹取物語”
 2014.2.6 @ 新木場 STUDIO COAST



素敵なライブはいっぱいあって。
世の中はたくさんの音で溢れていて。

けれど・・・この人のライブに行った時ほど、
「音楽って楽しいな」って感じてる自分をみることは、
他にはなくて。


「だれでもない どこにもないぜ
 僕だけの光と影」

じんわりと温かな彼の声が伸びてゆく。
たゆたうように大きくパーッと空間に広がってゆく。
一瞬で・・・彼の世界に引き込まれてた。

『光と影』は、やっぱり欣ちゃんのドラムだよね。
いきなり感動が押し寄せてきたような気持ち。
いいな、こういう温かい雰囲気。
丁寧に音を重ねて、丁寧に歌声を届ける感じ。

So many tearsの奏でるどこか懐かしく感じる音が、いい。
心地いい音で充満する温かな空間。
そして・・・そのバンドの音に乗って歌う彼の声が、いい。

『Woman “Wの悲劇”より』を擦れた声で優しく歌った。
宇宙の果てまでも届くような伸びやかな彼の歌声もいいけれど、
私はこんな風にささやくように歌う彼の声が好き。

『いかれたBaby』も良かったな。
「ワンモアタイム」と優しい声で、崇くん。
シンガロングの一体感は、
ハナレグミならではの温かな演出ね。
素敵ね、ほんとに。

“フィッシュマンズの名曲”が“崇くんの歌”となって届けられる。
佐藤さんの原曲が崇くんの体を通り抜けて、
新たにハナレグミの『いかれたBaby』になって湧き出た感じ。

彼の歌声の魔法にかかると、
カバー曲はみんなこんな風に自分のモノになっちゃう。
人様の歌をなぞらえてる借り物じゃなくって、
ハナレグミの『いかれたBaby』にしっかりなってるところが、
聴いてて心地良くて。気持ち良くて。
圧倒的な歌声の素敵な魔法ね。

オザケンの歌って、どの歌も盛り上がるんだね。
怪物アルバム『LIFE』は世代を超えてるんだね。
『ぼくらが旅に出る理由』をあんなにみんなが歌えるなんてね。
擦りきれるほど『LIFE』を聴いたジャストなオザケン世代の私は、
ちょっとびっくりしたシーンだった。

『HUMAN NATURE』は“Wタカシ”でしっとりと。
なんて素敵。ゆったりと聴き入ってしまう。
大好きなこの歌を、崇くんの声で聴けるなんて。
ハナレグミの歌に寄り添った加藤隆志さんのギター。
これがまたカッコ良くて。

崇くんも欣ちゃんも、
笑顔ひとつで周りを幸せにしちゃう人ね。
こういう笑顔の素敵な人と出会うと、
「これからも笑って生きていこう」なんて、改めて思う。
ありがとう。

「ああ、今日も楽しかったな」
そんなささやきで始まった『サヨナラCOLOR』。
潤んだその声は、泣きたくなるほど温かい。
胸がじんわり熱くなった。


“宇宙”がテーマのこのライブ。
みんなが宇宙服のような衣装を着て、
耳が付いた宇宙っぽい帽子を被ってた。

一人一人登場してきて整列するシーン。
背の高いお隣さんを見て背伸びしてみせた崇くん。
そのお姿はまるで、Dr.スランプのアラレちゃんのよう。
クスッと笑いを誘った。

「ハンキーパンキーじゃなくて・・・
 今日はファンキーパーリーって感じ」

そう言って笑ったアラレちゃんの彼は、
今宵もファンキーでソウルフルな歌声を存分に聴かせてくれた。

楽しかったな。
素敵なファンキーパーリーな時間。
このバンドでまた、彼の歌声を聴いてみたいな。


SET LIST

01. 頼りない天使(フィッシュマンズ)
02. 光と影(ハナレグミ)
03. ナイトクルージング(フィッシュマンズ)
04. 音タイム(ハナレグミ)
05. Lazy Midnight Hour(So many tears)
06. オアシス(ハナレグミ)~ ぼくらが旅に出る理由(小沢健二)
07. 愛にメロディ(ハナレグミ)
08. オハナレゲエ(ohana)
09. HUMAN NATURE(マイケル・ジャクソン)
10. 女神大橋~Venus Wing Bridge(沖祐市)~ 炎のランナー(ヴァンゲリス)
11. Heart Of The Sunrise(Yes)
12. Woman “Wの悲劇”より(薬師丸ひろ子)
13. (don't let go of your)PRECIOUS(So many tears)
14. ハンキーパンキー(ハナレグミ)
15. Go Go Round This World!(フィッシュマンズ)
16. いかれたBaby(フィッシュマンズ)
17. サヨナラCOLOR(SUPER BUTTER DOG)

<アンコール>
18. 銀河鉄道999(ゴダイゴ)
19. 銀河鉄道999(ゴダイゴ)
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# by kurin1022 | 2014-02-18 13:04 | ハナレグミ | Comments(2)

星空の中、聖なる夕べに。

【ワンだらけツーだらけスリーだらけカバーだらけ!】
細野晴臣/ハナレグミ/クラムボン
2013.12.25 @ 中野サンプラザ



サンタさんが素敵な歌声を届けてくれた聖なる夜。

「ここに星空を創りたいと思います」
『空に星があるように』を歌うハナレグミの声が、
満天の星空の中にゆったりと伸びてゆく。

時折擦れるように歌う温かな潤んだ声。
スティールパンのやわらかな滲んだ音。
星空の中でまあるく広がって溶けてった。

最高のクリスマスプレゼント。
ありがとう。そっと・・・感謝した。
“こんな優しい気持ちになれる今”に。

歌い終わった後、
崇くんが小さくガッツポーズ。
私も心の中でガッツポーズ。

『ガラス越しに消えた夏』も素敵だったな。
いつまでもずっと耳に残って鳴っていたよ。
「いい曲だなぁ」って改めて感じてた。

2013年のクリスマスの夜。
大好きなこの歌に、
大好きなこの声に、
“すっぽり包まれているこの幸せ”に、
そっと・・・心から感謝した。


“滋味溢れる声”って、
きっとこういう声を言うのだろう。
細野晴臣さんの声が深さを添える。
穏やかな声。優しい空気で満たされた。

細野晴臣さんが渋くてカッコ良くて。
原田郁子さんがひらひら舞って。
ミトさんがハイテンションに語って。
崇くんが陽気に盛り上げた。

最後にみんなで真っ赤なサンタさんになって、
ハナレグミの『MUSICA』を奏でた。
崇くんの温かな歌声。
胸の奥まで沁みた。

好きな音楽を自然に楽しんでる彼を観た。
変わらずにそのままいて下さい。
心の中で自然に・・・
サンタさんに、そうお願いしてた。


“毎日繰り返される日々の暮らし”に、
“私の大切な人たち”に、
「ありがとう」って言いたくなった。
素敵な星空のクリスマスの夕べに。
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# by kurin1022 | 2014-01-07 09:08 | ハナレグミ | Comments(4)

いちょう並木のセレナーデ

「この声に恋しない人の気持ち、わからないっす!」

コリーヌ・ベイリー・レイの声をそう表したのは永積崇だけれど、
私は・・・ハナレグミの声に恋しない人の気持ち、わからないっす!


「何、この声・・・。どうしちゃったの」
友達から嬉しくなっちゃう言葉が届いた。
なんか、くすぐったいような気持ち。
どうしたもこうしたも・・・
そういう声なんです(と言う他ないんですけど)。

「いちばん好きなボーカルはハナレグミ。永積崇の声」
彼女に前にそう話したことがあった。
“ハナレグミ”も“永積崇”も“家族の風景”も
“スーパーバタードッグ”も“サヨナラCOLOR”も・・・
「何一つ知らないんだけど」と話してた彼女だった。

「ハナレグミが歌い出した途端・・・びっくりしちゃった」
彼女がめぐり会えた“びっくりしちゃった素敵な歌声”は、
ハナレグミとリリメグの『いちょう並木のセレナーデ』だった。


この二人の声のセッション・・・いいなぁ。
安めぐみさんと丁寧に声を重ねたこの感じが好き。

お相手が原田郁子さんとか畠山美由紀さんとか
独特な癖のあるアンニュイな雰囲気のボーカルじゃなくて、
初々しいたどたどしさが漂う控えめなあまい彼女のボーカルが、
この曲にはとても似合った。


小沢健二の怪物アルバム『LIFE』の中にあった曲のカバー。
彼のアルバムには、ライブ音源でこの曲が入ってた。
温かな優しいメロディーの中で拍手が湧いて・・・。

オザケンのポップな声で歌ったこの曲を聴く度に、
“いちょう並木の下で祝福される結婚式のカップル”を思い浮かべる。
1994年に初めて聴いた時から、何故だかずっとそうなんだ。
見当違いな受け止め方だってことは、重々承知してる。

湧き上がる温かな拍手と歓声が“幸せな空気感”を創り出していて、
奏でるメロディーがあまりにも優しくて素敵だから、かな。

“幸せいっぱいの恋人たち”を歌った歌ではないのにね。
「ブルーの用意はできてるの」
・・・そう、せつなく歌ってるのにね。


ハナレグミとリリメグは、素朴な音で優しくしっとりと歌い上げた。
甘酸っぱい気持ちに包まれて、時折キュンと揺らしてくれた。





「歌い出しの声がとにかく凄くて・・・。
 あとはぐいぐい引き込まれてた。聴き入っちゃった」と友達。

ね、この声に恋しない人の気持ち、わからないでしょ。
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# by kurin1022 | 2013-11-30 10:41 | ハナレグミ | Comments(4)



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