どっちだっていいか 満月だ

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長い旅に必要なのは、大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ

スナフキンって旅人なんですか?

せっちゃんが、そう問いかけた。
隣にいる新川氏が、
「そうですよね、きっと・・・」と、のんびり返す。

和義氏  「ふ~ん。そっか・・・」
新川氏  「でも、ムーミン谷には住んでいると思います」
和義氏  「・・・・・。旅人ではないですね」

・・・思わず、微笑んだ。
先日のFCの集い。
和やかな空気の中で、
せっちゃんとスナフキンを重ねながら
・・・のんびり、ゆったり観ていた。


「メモリー・ラボへようこそ」という本を読んだ。

「メモリー・ラボへようこそ」
「おもいでが融ける前に」
・・・二つの優しい話。
ロマンチックなSF・ファンタジー。

「あなたに必要なおもいでを移植します」
・・・というメモリー・ラボで、
大切な“おもいで”を植えつけてもらう話。
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「メモリー・ラボへようこそ」の話で・・・
おもいでが溢れ返ってきて、
その思いを止めることが出来なくなるくだりに、
切なさと甘酸っぱさが入り混じった気持ちになる。

おもいでとは、そのようなものではないのか・・・。
再び訪れた場所で、おもいでが蘇る。なつかしむ。
それ以上の何を求めるというのだ。


時間や記憶に歪みが生じないよう、
人工的におもいでの設定を調整していくが、
その抑えられない思いに、その葛藤に、
溢れ出す愛の記憶の大きさに、
人として大切な心の機微を感じ、胸が熱くなった。

最後に待っていた・・・素敵などんでん返し。
さわやかな、温かな気持ちに包まれて、
ちょっと・・・泣いた。

梶尾氏の作品は、「黄泉がえり」でもそうだが、
淡々とした筆運びの中で、いつしかホロッとおちてしまう。


スナフキンは・・・おもいではいらない、と言った。

「僕は世の中のこと全てを忘れて暮らせたら、
 どんなにいいかと思ってるんだ」


子供の頃・・・
「入るべからず」の看板を見ると、
必ず、ズカズカと入っていく、
そんなスナフキンが大好きだった。
私にとって・・・
そんなことが唯一許されてしまう、カッコいい大人だった。

「そのうちなんてあてにならないな。今がその時さ」

「大切なのは、自分でしたいことを、
 自分で知っていることだよ」

「僕は自分の目で見たものしか信じない。
 けど、この目で見たものは
 どんな馬鹿げたものでも信じるよ」


メロディーが浮かぶと、切り株に腰掛けて
ポケットからそっとハーモニカを取り出し演奏する、
その飄々とした姿が大好きだった。
自由と孤独、音楽を愛する旅人。

そして・・・
「スナフキン・ソング」で、せっちゃんは
高らかに、こう歌う。

「所詮この世は猿の夢の中
 隣なんかは気にしないでいいのさ」


せっちゃんとスナフキン。
・・・うん!重なってる。
そのカッコいい生き方も。その優しさも。
そして・・・その大きさも。

「長い旅に必要なのは、大きなカバンじゃなく、
 口ずさめる一つの歌さ」


スナフキンのその言葉は・・・そのまま、せっちゃんの言葉になる。

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名曲「スナフキン・ソング」を創っておきながら
・・・せっちゃん、スナフキンのこと知らなすぎじゃね?

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by kurin1022 | 2010-03-30 16:35 | 日々のあわ | Comments(4)

Something-Else 維新伝心の赤坂の桜の宴

せっちゃんの長いツアーが終わり、
赤坂BLITZでファンクラブの方々とお祝いした。
おつかれさま、せっちゃん。

赤坂に着いた。
駅の階段には桜の花びら。
今日の赤坂サカスは、「赤坂 維新伝心」という
大江戸祭りのようなイベントが開催されていた。

せっちゃんからゴチになったドリンクを飲みながら、
岩手から来られたという方と、しばし雑談。
狭い会場の後ろの二段くらい上がった所で
ゆったり観た。空間があってのんびり観れた。

ありがとう、せっちゃん。
私の大好きな曲ばかりなのね。
何も言わなくても、きちんと私の心を分かってくれて。
そう・・・「以心伝心」ね。

ふふふ・・・
リクエストのアンケートは出してないけどね。
(・・・というか、今までアンケートたるモノ、
 一度も書いたことなし・・・それが、何か?)

この時期にぴったりな大好きな曲。
ゆったりした気分になって・・・
幸せなひとときでした。

「FC Best5」を堪能した桜の夜
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by kurin1022 | 2010-03-27 23:45 | 斉藤和義 | Comments(14)

ヒマラヤほどの消しゴムひとつ

最近、ブルーハーツの歌を、
TVでよく耳にする。

ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
楽しい事をたくさんしたい


宮崎あおいちゃんが口ずさんでいるCM。
一度聴いたら、耳から離れないこの曲。
着うたで一位だったりするそうな・・・。

時代を経ても響くんだなぁ。

他にも、あちこちで耳にする。
トゥー・トゥー・トゥー♪
・・・「キスして欲しい」とか、
あれも欲しい これも欲しい
もっと欲しい もっともっと欲しい♪
・・・「夢」とか。

やっぱり・・・ブルーハーツっていいな。
ヒロトの声っていいな。
この人の歌は、シャウトしても、がなっても、
きちんと・・・深い声なんだよね。
深く・・・届く。そして、耳にいつまでも残る。
誰にも真似出来ない歌声。

映画監督の故深作欣二氏が
「人生で最も好きな曲」と話されたという、
「1001のバイオリン」

マーシーの研ぎ澄まされた感性に、
私の心も、凜となる。

思い出は熱いトタン屋根の上
アイスクリームみたいに溶けてった


・・・ここの歌詞が、
何度聴いても、ほんとに好き。

原曲の「1000のバイオリン」
こっちのロックバージョンのほうが、断然好き。
「10代騒がせてこそロックンロール」って
ヒロトは言うけれど・・・
充分すぎるほどの大人だって、
そりゃあ・・・騒ぎたくなるでしょ。
ブルーハーツを聴いたら、
誰だって・・・踊りたくなるでしょ。


マーシーは、この歌で
平和の願いも届けたのかな。
私には、ヒマラヤほどの消しゴムはいらない。
大きな夢や、たくさんしたいことも・・・
そんなに、いいや。

7月のピアノ発表会に向けて、憧れの曲に
娘が挑み始めた。
瞳が星みたい。キラキラしてる。

今すぐそこにある「夢」を見つけた娘。
どんな将来の大きな夢たちよりも、
確かな「今」の時間の中で、
きっと・・・いちばん輝いている。

毎日の過ぎてゆく時間の中で、
見つけたささやかな喜び。
鮮やかで確かな幸せの実感。
「今」の自分に持てる夢を、
その時その時見つけられて、
これからも、たくさんキラキラ出来たなら
ほんとにいいな・・と思う。

娘に感化され、私は手付かずだったギターを、
また弾き始めた。

12の娘には、消しゴムで消したくなる事だって、
これから、きっとある。
でもね・・・
「今」の時間の中で、「キラキラ」を見つけることは、
これからも、きっと、必ずあるからね。
そう・・・いつでも。いくつになっても。

だから・・・
ヒマラヤほどの消しゴムは、
娘にも、私にもいらない。

楽しい事やおもしろい事を、
ひとつずつ、自分のペースで描いていく、
ミサイルほどのペンなら・・・
もう、ちゃんと持っている。

「今」を、楽しく描いていこう。
ピアノの音が、ふわり・・・春風に溶けてゆく日。

今しか見る事が出来ないものや
ハックルベリーに会いに行く
台無しにした昨日は帳消しだ

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by kurin1022 | 2010-03-26 12:25 | 音楽 | Comments(0)

月までとどくハミング

平日の一人で過ごす休みの今日。
気温はそんなに高くない。
午後には雨になるらしい。

今日、東京の小金井から代々木を通り、
九段下まで、一人でのんびり散策した。

今日の休みは、三日前から
ハナレグミのDVD観賞会にしようと決めていた。
2005の小金井公園の野外ライブ「hana-uta fes.」と
2007の代々木のライブ「弾きが旅だよ人生は!」と
2009の武道館ライブだ。
何度も観てはいるけれど・・・
今度の休みに全部観よう!タカシデーだぜ!って、
なんとなく、前から決めていたんだ。

買い物も前日に済ませておき、
今日はどこにも行かないと決めた日。
朝からビーフシチューを煮込み、コーヒーを淹れて。
・・・旅の準備は ALL LIGHT ♪

ブルーになってる ボク・モード
わけは聞かないのが キミ・モード



夕方、娘が学校から帰ってきた。
ランドセルから桜の模様のきれいな便箋が一枚。
担任の先生に、一人一枚ずつ手紙を書くんだという。

「先生には内緒にしといて、卒業式にみんなで渡すの」

娘の澄んだ弾んだ声は、
まるで・・・
ハナレグミを聴いているみたいな心地良さ。
・・・ウララカ ウララカ ♪

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by kurin1022 | 2010-03-18 23:03 | ハナレグミ | Comments(6)

今宵も・・・Amy

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「A2Z」   山田詠美

「浮気したけど、妻が好き」
そんなのアリですか?
・・・という、公開中の映画「噂のモーガン夫妻」の
キャッチを見た。
この小説も、同じような内容だ。
結婚していながら、夫が、妻が、
それぞれの出逢いをし、それぞれの恋におちる。

どうしようもなく恋におちてしまう、その気持ち。
結婚という形や、大人の理性という形で封印することなく
純粋に、真っ直ぐに、自由に、奔放に、それぞれの恋に走る。
そして、また・・・夫に対しても、妻に対しても
心の奥に深く、大切に思う気持ちは持っている。

恋する感情が、とても瑞々しく描かれている。
清潔で、美しいAmyの文章が切なくて。
一気に読ませてしまう。

大人気のなさを楽しみ尽くせる程に、
大人なのだ。

・・・という台詞なんて、ゾクゾクして読んだ。

「あの時、会いたい優先順位は彼女が一番だったけど、
 失いたくない順位は、いつもナツだった」

その言葉は、正直な気持ち。
恋する気持ちに従順で、子供のように純粋で。
でも、決して失いたくないモノは、きちんと守っていく。
大人同士の、互いの関係のバランスをきちんと取っている、
上質な大人の愛のストーリー、と言ったところなのかな。

それぞれの恋が終わって、
やがて、また「夫婦」に戻っていく。

話したい。話し尽くしたい。聞いてもらいたい。
そして、あなたのこと聞かせて欲しい。
恋の死について語り合うのは、
大人になろうとしてなり切れない者たちの、
世にもやるせない醍醐味だ。


ただただ・・・愛おしくて。愛してしまう。
そんな、純粋な恋はいいな。素直にそう思った。
でも・・・
それだけの言葉しか、今の私には、
なんだか・・・見つけることが出来なかった。
やるせないまま、夫婦の絆が終わってしまうことだって、
想像するに難くないことなのだ。
そういうところが、きっと・・・
リアルには、届いては来なかった理由なんだ。


「横断歩道の向こうで、肩落として
 寂しそうな顔してる息子を見つけてさ。
 そんな息子の姿を見た途端・・・
 なんだか俺、ポロポロ涙が出てきちゃってさぁ・・・。
 息子には見つからないように、一人で帰ったんだけどさ」

高校入試の発表を見に行った息子さんから連絡が入らず、
居ても立っても居られずに出掛けたんだ、という
職場のオヤジ(こっそり、そう呼ぶ)。

「サイトーナントカなんて、知らねえよなー!」と、
私が出入りしている業者さんと
ライブの話で盛り上がっている時、度々割り込んできては
憎まれ口を叩いて笑っているオヤジだ。

でもね・・・
なんか、リアルでいい感じ。
なんか、リアルでカッコいいよ(こっそり、ちょっと讃える)。

暖かい春の穏やかで温かな風は、
ふいにこうやって・・・
平凡で、退屈な、リアルな日々の時間の中で、
ひょっこり吹いてくるモノなんだよね。
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by kurin1022 | 2010-03-13 16:20 | | Comments(4)

「手紙 ~拝啓 十二の君へ~」

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今日は、小六の娘の卒業謝恩会だった。
アンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十二の君へ~」を
親たちの出し物で歌った。

途中で、何度も、涙で歌詞が見えなくなってしまった。

夫も、今日は卒業式だった。
高校三年生のクラスの子たちを見送った。
謝恩会が終わり、娘と帰宅すると、
あまい花の香りが部屋いっぱいに広がっていた。

「お母さん、泣いたんだよ。
 最前列の、しかもド真ん中で」

娘が、早速、夫に告げ口した。
そりゃあ・・・泣くでしょう。泣きますとも。

夫がクラスの子たちからもらった、
寄せ書きの色紙を見た。
また・・・涙で文字が見えなくなってしまった。
自分がもらったわけじゃないのに。

今年の春は、ほんとに涙腺が緩んでしまうな。
娘の卒業式まで、涙はとっておくつもりだったのに。

今夜の食卓は、花の香りに包まれながら、
夫も私も・・・
なんだか・・・言葉が上手く出てこなかった。

 拝啓 この手紙読んでいるあなたが
 幸せな事を願います

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by kurin1022 | 2010-03-11 21:30 | ここりん My Love | Comments(2)

「ずっと好きだったんだぜ」・・・大きな玉ねぎの下で告白してくれた日

「ずっと好きだったんだぜ」
昨夜、あまい声で、優しく彼がそう語りかけてくれた。
ふわっと、うららかなあまい春の夜に包まれた。

「この後、もう一軒行こう。二人で」
そっと、彼が耳打ちしてきた。誘われてしまった。
あなたと二人でなんて・・・
ええ・・・もちろん、行きますとも!


昨日は、厚いコートを脱いだ。
霞がかかったような穏やかな日溜まりの中、
武道館に出掛けた。あの大きな玉ねぎまで。
斉藤和義 “月が昇れば” in 武道館。

この春の、せっちゃんからのプレゼントは、
とってもPOPなこの新曲なのね。

青春の頃に好きだった人と、同窓会で会う。
ドキドキと喜びの、なんとも言えないあの気持ち。
キュンと、甘酸っぱい気持ちになる。
春がふわっと・・・届いてきた。優しい気持ちになる。

「ずっと好きだった」
この春は、そのあまい言葉を、いっぱいTVから
語りかけてくれるのね。
ありがとう。せっちゃん。


秋から始まった“月が昇れば”のTOURも、
昨日が私にとって、ラストだった。

ラストに届いてきた曲は・・・「Phoenix」だった。
その思いが昇華して、熱さを増したようだった。
「九段下の空を・・・」
泣くように、叫ぶように、体を大きく揺らして歌った。
キヨシローに、しっかり届いたよね、せっちゃん。
「ラストなんだな」というセンチな気持ちも手伝って、
胸の奥が熱くなった。
「武道館ベイベー!」

新しいオリジナルアルバムをひっさげてのツアー。
振り返って感じたこと。
新しいオリジナルのツアーという感じが、
私にとってはピンとこなかったのは、
なんでだろう。

大好きな「天国の月」を聴く度に、心が震えた。
「後悔シャッフル」は、その度にフレッシュな気持ちになり、
どんどん重ねていくその言葉に
どんどんのめり込んでいく自分が、いつも居た。
新しい曲が中心になっていた新しいライブだったのに。

どこか懐かしい気持ちになるような新しい曲たちが、
自然に心に入り込んできていて、
耳に馴染んでしまっていたからなのかな。


昨日が初和義だったスガシカオファンの友達。
シカオちゃん以外はほとんど聴かない、という彼女。

「カッコいいね。なんか浮気しているような気持ち」
そう・・・
浮気が本気に変わってしまうって・・・
よくあることなんだぜ!奥さん。

「彼(シカオ)より、泥臭い感じ
彼女がふと、そう言った。
初めて触れた時の率直な感想は、
きっと・・・真実に近いことが多い。

和義の魅力は、歌をこねあげて、上手くじゃない。
飾らない、普通な歌い方をする。
真っ直ぐに自然に素朴に、上手くなんだ。
だから・・・ずっしり感じてしまうんだ。
だから・・・強く、優しく、真っ直ぐに届くんだ。

「言っとくけど、和義は、かなり可愛いからね」
前もって、そう言っておいた。
「歌は激しいのに、トークはふにゃふにゃ」
何度も、「可愛いね~」と微笑んでくれた。
やっぱり・・・女子なら、この人の可愛さには
ヤられちゃうよねえ。
なんか・・・ありがと。

「シカオちゃんもエロいし。嫌いじゃないから」と、
言ってくれていた(一応、ちゃんと確認しておいた)。
「彼は、あんなにハッキリは言わないよねえ。
 何が欲しいのさ・・・とか・・・ハキハキと」
・・・そ、そうだよね。
大蛇がとぐろ巻いたり、ベルトになったりしないよね。
40過ぎのいい大人の男が・・・武道館で。
この期に及んで、こんなことに、ハキハキとなんて。
な、なんか・・・すいません。

泥臭くて、飾らないで、自然で、素朴で。
その声が・・・きちんと届いてくれたかな。

変わらずに。そして新しく。
これからも、いろんな「オリジナルな和義」を観たい。
だって・・・ずっと好きだったんだもん。
これからも・・・ずっと好きなんだもん。


外に出た。夜10時をまわっても、まだ暖かいや。
うららかで気持ちいいよね。
今宵も・・・月がきれいで、とっても優しいよ。

武道館の桜も・・・もうすぐ咲き誇るだろう。
「ずっと好きだった」
あまい香りとあまい言葉に包まれる今年の春は、
もう・・・すぐそこにある。

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by kurin1022 | 2010-03-06 14:34 | 斉藤和義 | Comments(12)

ヒカリトカゲが、春を届けてくれた日

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アコギの音色が・・・こんなに綺麗だったんだ。
崇くんの声が・・・こんなに優しかったんだ。
崇くんが、みんなが・・・こんなにも笑顔だったんだ。

今日、ハナレグミの武道館のDVDが届いた。
待ってたぜ!ヒカリトカゲ。

昨年、初めて生で聴いた崇くんの声。
あの日のステージは・・・
こんなにも楽しくて素敵で・・・幸せだったんだね。

あの日の素敵な夜を
きちんと思い出させてくれたんだね。
ありがとね。ヒカリトカゲ。
幸せな春を届けてくれて。
心がぽかぽか温かくなったよ。

「今日は最高だぜ 武道館だぜ
 神様 ありがとさん♪」

「今日は武道館に 
 よくよくよく来てくれたよ♪」

「変わらぬ瞳で 今日は武道館を目指すよ♪」

「今日も天気は晴れ模様
 ようこそ武道館へ来てくれました♪」

イエ~イ!!!
「大好き」って、私の心が、あの日と同じように、
何度も、何度も叫んだ。

時間の重ね方が、とても丁寧な人だと感じた。
一曲一曲が・・・丁寧に届いてきて、
いちいち・・・心の琴線に触れていくんだ。
彼の刻む音に包まれながら・・・
その過ぎゆく時間の一瞬一瞬が、
とても愛おしく感じてしまうんだ。

丁寧に、大切に、自分の音楽を届けていたら、
素敵な時間を届けていた・・・ってトコでしょうか。
それって・・・カッコ良すぎるよ、崇くん。

この人の創り出す幸せな空気感は
ほんとに、ほんとに・・・いいな。

たくさんの楽しそうな彼の笑顔は、
今日のぽかぽかしたお天気みたい。
大好き。

今日は、素敵なひなまつりの日になったよ。
ありがとね。ヒカリトカゲ。


こんなにも幸せな空気に
ふわっと包み込んでしまうなんて・・・
この声・・・やっぱり、世界遺産だ。

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by kurin1022 | 2010-03-03 15:32 | ハナレグミ | Comments(2)

あかりをつけましょ♪

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ひなまつり。お雛様を飾った。
今日は女子の日なので・・・もちろん(?)、仕事も休みだ。


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お雛様に・・・うぐいす餅を作った(母が)。
今宵は、ちらし寿司とはまぐりの潮汁でお祝いしましょ♪


12年前・・・
鮮やかな、煌びやかな、たくさんのお雛様が並ぶ中で、
淡い優しい色合いのお雛様を、娘に選んだ。
どんなことがあっても・・・
「毎年、必ず飾ろう」と、夫と誓った。

今年もまた、おだいりさまとおひなさまと再会した。
毎年、こうやって、優しく微笑んで春を告げてくれるんだ。

お雛様をしまい遅れると、嫁にゆくのが遅れるのだそう。
ほんとかな。ならば・・・
今年も・・・のんびりとお雛様を楽しんでから、
晴れた休みの日に、夫と娘と一緒に・・・ゆっくりしまおう。
こんなことを、ふと思ってしまう母では・・・
いけないのかな。

でも・・・
毎年、この桃の節句の頃に、思うのです。
いつか・・・娘は、私たちから旅立つのだということを。

卒業の春です。
来年、娘は、どんな春を迎えているのだろう。
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by kurin1022 | 2010-03-03 11:25 | ここりん My Love | Comments(2)

久し振りに・・・Amy

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「無銭優雅」   山田詠美  

綺麗で美しい、大人の純恋愛小説だった。

42歳の独身女、慈雨と、同年代のバツイチ男、栄。

この楽しみ、二人だけのもの。周囲なんて見えない。
社会性の欠片もなし。私たちは、傲慢な日陰者である。


中年と呼べる二人が出会い、自由に奔放に恋愛を楽しむ。
お互いを慈しみ、二人だけの日常の平凡な時間を
ゆったり共有する、そんな中年の恋愛(純愛)が美しい。

「人さまなんて気にしないで好きなもんだけに忠誠を誓う
 資格があるんだよ。ふらふらしてていいって、
 神様に認められたんだよ」


ほんとに、無邪気に、無防備に恋愛が出来るのは、
中年なのかもしれないな、と思った。
駆け引きや未来の夢の理想が、脳裏にしっかりある
20代や30代前半では、こうはいかないかも。
そして、読んでも響いてはこないかも。

40代だからこそ解る「大人の恋=オトコイ」の醍醐味。
おしゃれでもなければ、不倫の張り裂けるような気持ちで
過ごすドロドロした愛でもない。
二人で、愛おしみ甘え合い時を過ごす(それだけの)
贅沢さ、穏やかさ、幸福感。
そんな、なにものにも代えられない至福の優雅さ。

「心中する前の日の心持ちで、これからもつき合って
 行かないか?」
うっとりする。私は直感した。
この男はとても良い提案をする人だ。
得をした。やっぱり運命?
生涯、もうこの人以外の男はいらないな、と思った。


慈雨の真っ直ぐな純な愛が・・・ほんとうに綺麗だ。

独身の中年の一途な恋愛は、実際・・・アリだと思う。
リアリティーが感じられて、読んでいて楽しい。
人間って歳をとっても中身は、あまり成長しないのかもね。
でも・・・青春の頃の気持ちは、きっといつまでも
持ち続けているってことなのさ!
そして・・・
いくつもの経験を重ねてきて、
真のオトコイの醍醐味をきちんと体得していて、
感じる心の引き出しを多く持ってる中年だからこそ、
真摯に真っ直ぐに、純粋な恋に前向きになれて、
無邪気に今を楽しむことが出来るのかも。

大人の「一途で一生懸命な恋愛」って・・・なんか、いいじゃん!
ブラボー!って言いたくなるじゃん!

おまえ、と呼ばれるのはいいもんだ。
見下されている気がする。
好きな男に見下されるのを心地良いと感じる時、
恋しているんだなあ、と思う。


山田詠美の軽妙な語り口がいい。
描写がとても綺麗で、不思議と気恥ずかしさも感じなかった。
ばんざい!中年の純愛・・・だ。

贅沢にゆったりした時間を味わった感じ。
一時間半もあれば読み終えてしまう(読ませてしまう)、
楽しく、すらすらとした筆運びだった。
終わりに、歳を重ねてきたが故に背負っている
別れや思い出に触れ、しっかり泣かせてしまうところなんて、
さすが・・・Amy。

そして、心地良さの中だけで終わらせず、
最後の二行で、ドキリ・・・と放つ。
家庭をつくるという形をとらない恋愛は、
こういう不安を抱いていくってことでもあるんだね。

山田詠美は、こういうところが、切なくなるくらいに巧い。

やっぱり・・・
こんな風に、心地良く読めてしまう本は、いいな。
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by kurin1022 | 2010-03-02 21:06 | | Comments(0)



日々のあわ
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