どっちだっていいか 満月だ

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「夢は叶う 今がそうかな」

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斉藤和義の新しいアルバム「ARE YOU READY?」
・・・届いたばかりの新しい音を聴いた。


「夢は叶う 今がそうかな」

これは、せっちゃん自身が・・・
今、ふっとした時に・・・そう思うんでしょう?

せっちゃんの歌には、
夢や現実・・・そして“幸せ”なんてものを、
冷静に淡々と、ちょっと離れた位置から見ていて、
ドキリとしてしまうことが、度々ある。
・・・そこが、たまらなく好きなんだ。


私にとって、原宿の表参道の印象は、
緑がいっぱいあって洒落た散歩道。
人工的に創られたオサレな街。生活の匂いはナシ。

「おしゃれな風に吹かれ ケヤキ並木は
 小さな夢を今日も見守る」

「夢は叶う コレがそうかも」

“幻想と幸せ”を、あまい声で優しく歌う。
そして・・・“現実と今”を、サラリと放つ。
淡々とした鋭さと優しさを持った、彼のあの視線で。

カーステレオで、初めてこのアルバムを聴いた。
二回目を聴いた時、このフレーズに・・・
私のアンテナがひっかかった。

そして・・・
「キミは知ってるはずさ」と・・・優しく歌うんだもの。
また、胸の奥がきゅんと軋んでしまったよ。

『やわらかな日』にも、大好きな歌詞がある。
「何より大事な答えを 君は知ってるから
 君には見えてるはずさ そうだろ」


陳腐な言葉で言うならば、“深い愛”と言うのかな。
こういう“斉藤和義”が・・・ほんとに好き。
せっちゃんは、“惹かれさせちまう”こういう言葉を、
時々ストレートに出してくるんだよねぇ。
こういうところが、きっと、
“歌うたい斉藤和義”の・・・
“斉藤和義”たらしめる由縁なんだろう。


せっちゃんのアルバムから、サックスの音。
いい感じ。新鮮で、とても素敵。
せっちゃんの声とホーンの音も・・・よく似合うね。


『いたいけな秋』の・・・Boseのラップとの掛け合い。
熱い録音シーンが、目に浮かぶよう・・・。
ちょっとした革命みたいな気持ちすらしてしまう。
これを聴きに、今回のライブを観に来る人もいるだろう。
・・・ライブで聴きたい。実現したらいいな。
もう・・・「日本語ラップは苦手」なんて、
言う必要はないんじゃない、せっちゃん?

キレのあるBoseのラップの後に、
鼻にかかった、淡々と歌うあの声。
そのギャップに・・・にんまりと温かくなる。
新しいよねぇ。微笑ましくて笑っちゃう感じもあって。


「オギャー!オギャー!」と歌う『罪な奴』の、
自然でストレートな言葉の羅列も、好き。
斉藤和義の・・・こういう風に、
思いのままありのままをそのまま歌うところは、
聴いていてほんとに気持ちいい。
「ほら、プーさん!」ってトコが、いちばんツボ。

生活の匂いを、自然な形で、そのまんま出しちまう。
温かさや賑やかな楽しさは残るけれど、
“現実の生活にワープしちゃった感”は、なぜか残らない。
「やっぱり、せっちゃんは、“歌うたい”なんだなぁ」と納得した。


タイトル曲の『Are you ready?』は、
文句なしのカッコよさ。
「声が枯れるまで ボクは歌うロックンロール」の後に、
「ルゥ」と繰り返すトコと、「フッ」と小さく歌い放つトコ。
カッコよすぎでしょ!


「明日雨になっても それがどうした
 だからどうした 
 そんな夜明けだ」


・・・アルバムを初聴きして、
胸の奥まで届けられた詞は、これだった。
ライブで聴いてる図まで浮かんできた。
「夜明けだ」・・・と伸びる声がとても壮大な感じで。
綺麗な歌。ジーンとなる。

「『変わらなきゃいけない』なんて
  たぶん誰かのウソだな」 


・・・ここも、好き。


今回のアルバムジャケットは、好みだった。
いいね、こういうの。色もデザインもいい。

待望のアルバムと出会って、五日目。
「I LOVE ME」や「ジレンマ」の時のような、
「いぶし銀の名盤と出会っちまった!」という、
まるで雷が落ちたかのようなあの時の思いとは、
今のところは違う。

「35 STONES」や「月が昇れば」の時のような、
胸がきゅんと潤んで温かくなっていき、
「愛すべき愛おしきキミと、出会えたね」という気持ち。

ミュージシャンの創るアルバムは、
こんな風に、一枚一枚が、
違ったスタンスや違った匂いで届けられるのがいい。

こういうバランス感覚も・・・
「やっぱ、“斉藤和義”なんだなぁ・・・」と思ってしまう。
いいな、やっぱ、こういうところ。
せっちゃんは、やっぱ、いいや。
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by kurin1022 | 2010-10-31 10:54 | 斉藤和義 | Comments(4)

バイバイ、ブラックバード

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『バイバイ、ブラックバード』   伊坂 幸太郎


「大人にはサンタクロースが来ないなんて、
 誰が決めたんだよ」


感情的になり、こう声を張り上げた“星野”に
いつしか感情移入している自分がいた。
五股をかけてしまった、しょーもない男に。
熱くなって思わず叫んだ、彼のこの台詞が好き。

太宰治の未完の絶筆『グッド・バイ』から、
想像を膨らませた物語なのだそう。


彼の作品の・・・巧妙な伏線とそれを回収していく
典型的な描き方は皆無。
最初っから、“一つ一つ別れ話をこなしていく”という
分かりやすい展開の描き方だった。
こういう描き方もいい。
ゆっくりした気持ちで読んだ。

別れ話をした一人一人の女性に、
真面目に、誠実に、一生懸命に向き合い、
今、いちばん必要な“手助け”をしたいと願う
この真っ直ぐで正直な男から、
目が離せなくなってしまった。
心のままに、素直に生きてきた男の、
最後に見せる誠実さが胸を打つ。
一気に読んだ。

ドロドロと描くことはせず、
軽快にサラリと描いてしまうその筆は、
伊坂氏ならではの面白さ。

中でも、女優との別れを描いた話に、
ジーンとなった。

理不尽な別れに、無理やり笑って、バイバイと言う。
涙ではなく・・・ジーンと温かくなる“別れ”を描く。
別れた後も彼に思いを馳せる女性達の心境も、
淡々としていて美しく・・・心地良い。
こういうところは、まさに伊坂氏だ。


ラストもやっぱり明快なものではないが、
かといってもやもやも残らない。
リアリティは、最後まで感じることはない。
フワフワとした浮遊感の中で読み終えた。

行動を共にした“繭美”の・・・
辞書の中の自分にはいらない文字を
一つ一つ消していくその姿に、
胸の奥のやわらかい場所が、
きゅんと軋んだ。


そして・・・
この綺麗な装丁。びっくりした。
なんだか、伊坂氏のソレとは思えず、
手にしていても、他の人の本のような気がしてしまい、
ちょっと・・・落ち着かなかった。
ベージュと水色の二本の紐の栞が付いていて、
なんとも素敵。


太宰の『グッド・バイ』は・・・読んでいない。
こちらは十人もの愛人に、
「グッド・バイ」を言うんだそうな。
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by kurin1022 | 2010-10-29 20:45 | | Comments(2)

この世でいちばん大事な「カネ」の話

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娘が、“職場体験”に二日間行く。
本屋の希望が通り、そこで、“働くということ”を学ぶ。
(本屋で働くったって・・・漫画は読めんぞ!)
「やりたいことがわからない」典型的な中学一年生。
学ぶことはきっと・・・山のように大きいだろう。


“働くこと”を綴った、西原理恵子さんのこの本が好き。
『この世でいちばん大事な「カネ」の話』
・・・題名は、なんともえげつないけれど、
読んでてスッキリするし、清々しい気持ちになる。


人が喜んでくれる仕事っていうのは長持ちするんだよ。
いくら高いお金をもらっても、そういう喜びがないと、
どんな仕事であれ、なかなかつづくものじゃない。
 
自分にとっての向き不向きみたいな視点だけじゃなくって、
そういう、他人にとって自分の仕事は
どういう意味を持つのかっていう視点も、
持つことができたらいいよね。

自分が稼いだこの「カネ」は、
誰かに喜んでもらえたらことの報酬なんだ。

そう実感することができたら、
それはきっと一生の仕事にだって、できると思う。



最近、今の仕事を辞めようかと、悩んでいた。
綺麗事じゃなくって、
「ここで、まだ、やってみよう」と思ったのは、
「ありがとう」って言葉だった。

今日も職場で、「ありがとう」の言葉を
・・・少なくとも7回はもらった。



西原さんの描く“息子”の漫画。
温かくて優しい気持ちになる。


   “風”

いつの間にか 
君のまわりには
ちがう風がふいてるよね。

きっとあたらしい
できたての風なんだと思う。

私は君を 
うしろからみてるのがすきだけど
君は走ってばかりだから
びゅうびゅうと風をのこして
すぐみえなくなる。

ねえ 風はどこからふいてくるの
ずいぶんまえの君のしつもん。

山からふいてくると思う。
あと、海から 雲から 木から 
谷から 川から ビルから 道路から 
となりのくっさい犬から
亀の水そうから

あと 君から 



子どもが、いろんな風をまとって、
「ただいま」と帰ってくる。
今日は、どんな風を連れてくるのだろう。

「おかえり」と言う時間が好き。
自分の知らない空気を感じる瞬間。

こんな毎日に・・・
「ありがとう」
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by kurin1022 | 2010-10-26 07:30 | | Comments(2)

予定日はジミー・ペイジ

“角田光代”を三冊読んだ。

『予定日はジミー・ペイジ』

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こりゃあ間違いなく、タイトル読みするでしょ!

“妊娠”って、突然やってくる。
待ちに待った待望の、って夫婦もいるだろうし、
ふいにやって来た、って夫婦だっているはずだ。

ダンナさんの優しく真っ当な対応がいい。
いいお父さんになるだろうな。

“おめでた”なんて言うけれど、
そういう言葉がしっくりこないと思う女性だって、
いて然りだと思う。
実際・・・こういう女の人は、案外、
いい“かあちゃん”になるんじゃないかな。

“子育て”は、“自分育て”という言葉を聞く。
無理せず自然に、“妊娠”を受け入れ始めていく主人公。
子供と一緒に成長していくのであれば、
最初っから(お腹の中にいる時から)、
いきなり“母”にならなくてもいいわけだものね。

初めて居酒屋で胎動を感じた日の日記に、
ちよっとだけ泣いた。

「二人きりの最後の大晦日」
「二人で食べる最後のラーメン」
・・・ことあるごとに語り合う二人。
三人でできる行事をしりとりのように言い合い、
“子どもとするいろんな初めてのこと”を思う。

「私たちは三人になり、
 海や山やレストランにいくのにも、
 三人で出かけていくのだろう。
 三人と二人は絶対的に違うだろう」
という話のくだりが好き。

「ああ、そうだ・・・こんな風に思っていたっけ」
自分の“妊娠”の頃を思い出していた。
懐かしさで、じんわり温かくなった。

ラストは、胸が熱くなった。
読んで良かったな、と思った。

無防備に“妊娠”を喜べない“心のひだ”を、
淡々と描きながらも、
しあわせな匂いのする本だった。


そう言えば・・・
私の場合は、『予定日はくりん(私)』だった。
娘は、予定日(私の誕生日)の翌日に生まれた。
「一緒がいいな」と思っていたけれど、
今となっては、違って良かった・・・と心底思う。




『だれかのいとしいひと』

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八つの恋愛短編集。

いちばん好きだったのは、
『ジミ、ひまわり、夏のギャング』。
風景がずっと浮かんでいた。
夏のゆらめく暑さの中の・・・。

「つまりナンバリングを永遠に続けるようなこと」
この一言にすべてが集約されている感じがする。
“思い出アルバム”なんて、陳腐な言葉が浮かんでくる。
何年経っても、思い出してしまうんだろう。
庭中のひまわりと一緒に。
こういう風景は、きっと誰にだってある。
忘れられない、色褪せない心の中の風景は、
きっと誰にだってある。

あとは、
『誕生日休暇』が、好きだった。

最後の物語『海と凧』で、
フリスビーをしながら、どちらともなく笑い出す描写が、
短編集のラストだった。
こういうところが・・・巧いな、と思う。


どちらかというと、
代表作『対岸の彼女』なんかに比べると、
やや物足りなさが感じられた読後感。



『愛がなんだ』

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「テルちゃん・・・あんた、もっと自分を大切にしなよ」
お節介にも、何度もそう言ってあげたくなった。

“都合のいい女”“一歩間違えばストーカー”
・・・正直、イラついて仕方なかった。
自分に恋愛感情を持たぬ男に、尽くしまくるバカ女。
執着心。尋常でない行動と感情。
・・・ほんとにイラつく女だ。

こんな風に生きていくことは到底難しいし、
不可能にも近いのだけれど・・・
角田さんの書く主人公には、
読み進めていくうちに、リアリティが増していき、
そのスピードがどんどん速くなっていく、
そんな不思議さがある。

周りには尋常とは見えない“恋愛の姿”で、
呆れてしまうほど、好きな男にのめり込む。
でも、そんな時こそが、長い人生の中で・・・
“愛する”ことのいちばんの醍醐味なのかもしれない。

バカ女の“へばりついた恋愛”を読んで、
呆れつつも、そんな気持ちにさせちゃうあたりが、
角田さんの魅力だと思った。


「愛ってなあに?」と、
最後まで問い続けているような小説だった。

自分自身をなくしてまでも、
自分の“愛する”という感情を尊重し、
最優先にした・・・呆れるほどのエゴイスト。
テルちゃん、あなたはきっと、
自分がエゴイストであるなんて、
一ミリたりとも思いはしないんだろうね。
むしろ、耐える尽くす女ってトコだろう。
自分をなくしたら・・・幸せは見えない。
自分をなくした女を、心から愛する男はいないのに。

「愛がなんだ」と、開き直って自分を見つめ直し、
“自然なありのままの自分”を尊重した時に、
幸せが掴めるんじゃない?テルちゃん。
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by kurin1022 | 2010-10-22 23:30 | | Comments(8)

佐藤健と男子高校生

佐藤健の『Q10』を観た。

先日観た映画『BECK』同様、
今回も高校生役。

ピュアでひ弱で繊細な男子高校生役が、
ほんとうにハマる役者だ。

高校生役は、やっぱり期間限定モノだから、
今のうちにどんどん演じて欲しいと思う。

「分かってる」「分かってるんだよ」
ロボットの女の子に、
優しくささやくように、二回繰り返し言う。
その語り口と表情で・・・
空気がふわりと変わる。
そのピュアな空気感は・・・彼ならでは。

制服に身を包み、
パック牛乳を片手に持ち、静かに佇む。
淡々とした“青春”を生きてる男の子。
そんな高校生独特の飄々とした雰囲気が
ほんとに似合う。


イケメンと評するだけでは、
到底物足りない。
あの独特の空気感。
稀有な存在の役者だと思う。
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by kurin1022 | 2010-10-17 20:33 | 日々のあわ | Comments(8)

自分の仕事が一番辛いと思う奴にはならない

ここんとこ、小さな世界の中のことで
あれこれ考えて暮らしてた。
日常のいつもの生活の中で、
人の感情のあれこれに関わって生きていくことは、
当たり前のことなのだけど。

私は善人ではない。
この小さな世界の中にあって、
普通に自分を出して暮らす日々の中で、
好いてくれる人はおのずと居る。

いっそ悪人になってしまえば、
それはそれで・・・魅力というモノが、
角度の違うトコで見えたりするのかな。


どうして人は、
人のことばかり気にしたり、
自分を騙したりしてまで、
善人になりたがるんだろう。
こんな小さな世界の中で。

一日の多くの時間を共有しているとしても、
そうでないとしても、
自分の中の世界の広さの尺度は・・・時間じゃない。
誰にだって、そうだろう。

善人じゃない私は、心が広い人間ではない。
だから、自分の中のその世界の広さを考えて、
くよくよ捕らわれないことにしてるんだ。
ちっぽけな世界に捕らわれたくはない。


一歩下がって、
高みの見物を決め込む。

人間って、
人の感情によって弄ばれてしまう
生き物なんだな、ほんとに。哀しいほどに。
人の“それ”を見るのは、
秋風のように切ない。

自分の“それ”を感じる方が、百倍“マシ”だ。
私は、ちっぽけな人間なんだ。
つまんない人間なんだ。

自分を騙してしまったら、きっと、
この小さな世界の中でやっていく、
自分の中で必要な“自信”だって、失ってしまう。

だから私は、
小さな世界の中で、
善人でも悪人でもないのです。
自分を普通に出していく中で、
決まっていくモノ・・・それだけでいい。


「誰だってそれなりの仮面は付けるものさ」

すべてを真っ直ぐに考えたりさらけ出したりする、
そんな素直さは、勿論持ってはいない。
ただ・・・
こんな小さな世界の中で必要な仮面は、
そう多くはないはずだ。


休みの今日。
娘は、明日のテスト勉強で忙しい。
がんばれ!

自分の中の広~い世界の真上には、
晴れた青空。
小さな世界の上にだって・・・
澄みきった晴れた秋の空。
そう願って、
明日もまた、のほほん女になりきろう。
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by kurin1022 | 2010-10-17 14:20 | 日々のあわ | Comments(2)

おばさん日記

おばさん根性が、自然に出てしまう昨今。


今日、娘の吹奏楽の演奏会があり、
夫と出掛けて行った。

友達と一緒の写真を撮っていたところ、
若い顧問の男の先生が、ピースサインで割り込んだ。
「え~!」と子らに言われ、やむなく退散。
子らは、けっして嫌がってるんじゃない。
照れもあって、若い教師に絡んでるだけなのだ。

そこですかさず・・・
「ぜひ、一緒に入っていただけませんか」と私。
「いいですよ。え~!ってみんなに言われちゃったし」と、
茶目っ気たっぷりに答える若き教師。
今日はブラックのスーツにブラックのシャツ。
エンジのネクタイも、なかなかいいじゃな~い。
「いいじゃないですか。お願いします。
 先生、今日はシックで素敵ですね」
再度、ゴリ押ししてみる私。

やりとりを、呆然と見ていた娘。
「お母さん・・・おばさんだよ」と、ひと言。


Hey!Say!JUMPのコンサートに、
娘らの付き添いで行った。
アイドルとおんなじ格好をした“エセアイドルくん”たちが、
ライブ会場の外にいて、ファンの女子たちに囲まれていた。

一緒に写真撮影したり、サインしてもらったり、
エセアイドルくんたちはモテモテ。
本物のアイドルとこんな風に触れ合うなんて、
所詮、夢のまた夢。
だから、せめて・・・
気分に浸るってことなのかな?
肩を抱かれて泣き出しちゃう子もいるし。
・・・おばさんには理解出来ません。

だって・・・
髪型も洋服もそっくりにしても、
そう簡単には似ませんがな。
だから、なんと・・・
“大きな白いマスク”をかけてるんだもん。

マスクに顔の大半は覆われ、目しか出ていない彼らに、
黄色い声を出し、頬を赤らめ、
「一生、写真大切にします」と目をうるうるさせている。
デカ白マスクのエセアイドルくんに恋する、
うら若き10代の女子たち。
・・・おばさんには未知の世界です。

「ふ~ん、そういうもんかねえ」と眺めながら、
ふっと娘達のほうを振り返ると・・・
び、びっくり!・・・いつのか間に、目がハートになってた。
「えっ!まさか、ニセモノくんと撮りたいの?」
・・・撮りたいらしい。

人だかりの中、田舎者の娘らはもじもじして尻込み。
エセアイドルくんになかなか近づけない様子。
そこで・・・
順番を守りながらも、一時のチャンスも逃さない私。
「ちょっとごめんなさいね~。娘達と写真撮ってね~」
大ちゃん似の彼と、山ちゃん似の彼と一緒に、
頬を紅潮させ、にっこりピースサインする娘達。

帰りの電車の中で、娘がひと言。
「お母さん、おばさんだったよ」


こうやって、日々おばさんになっていくのです。
しみじみ感じた秋晴れの一日でありました。
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by kurin1022 | 2010-10-10 17:10 | 日々のあわ | Comments(4)

アルバム妄想記

今度のせっちゃんのアルバムの中で
とても楽しみにしていること。

それは・・・数多なるゲストの面々。
いやぁ~、揃いも揃えたね~!

コーラスには・・・
リリー・フランキー、大森南朋、妻夫木聡、
ザ・クロマニヨンズの真島昌利、濱田岳、小泉深雪。
そして・・・
スチャダラパーのBoseのラップ。

なんて豪華!
まさかもまさか・・・
Boseのラップが、せっちゃんのアルバムで聴けるなんて、
今まで一ミリたりとも思いもしなかった。

きっと・・・
間違いなく、私のお気に入りの曲になるだろう。
ハナレグミの『Peace Tree』では、
Boseのラップが入り、一気にゴキゲンになるんだ。

そして・・・
豪華なコーラスの面々の中に、
・・・“妻夫木聡”の名前。
もう、驚いたなんてもんじゃなかった。

私は、松本潤や佐藤健など数多な若手イケメンの中で、
娘の彼にするならば・・・断然、“妻夫木聡”なのだ。
娘の彼には、どこまでも爽やかさを求めるのでね。
相方からは、そんな戯言を言う度に、
「なるわけないじゃん!勝手なこと言ってんな~。
 ずうずうしいにも程がある」
・・・と、一蹴されるのがいつものパターン。

もしも・・・
「今日は、アルバムのコーラス隊が来てくれてます」
そんなライブが実現したならば・・・
『罪な奴』の演奏中、
(せっちゃんには悪いけど)95%の女子の視線は、
真っ直ぐに・・・“妻夫木聡”に注がれるだろう。


「ラップってダジャレじゃん」
「ラップは自分の血にはない」って、
以前おっしゃっていたのはどなたでしたっけ?

いいの、いいの・・・。
人は「変わっていく」んだもの。

今までだったら・・・
ふたりで歩く『表参道』の並木道。
今は・・・
「家族でそぞろ歩く散歩道」だもの。
ねぇ・・・和義さん。
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by kurin1022 | 2010-10-10 17:05 | 斉藤和義 | Comments(6)

Don't cry baby

せっちゃんの今度のアルバムの収録曲。

1.    Are you ready?
2.    罪な奴
3.    ずっと好きだった
4.    Stick to fun! Tonight!
5.    Small Stone
6.    表参道
7.    名前を呼んで
8.    いたいけな秋 featuring Bose (スチャダラパー)
9.    黒塗りのセダン (Album version)
10.   Don't cry baby

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“表参道”ってどんな曲だろう。
喧噪と緑に包まれた通りの、
雨の景色が、
優しく浮かんできた。


そして・・・
ぼんやりタイトルを眺めていたら、
ストレートに、目に飛び込んできたこの曲名。
“Don't cry baby”

わんわん泣き始めた赤ちゃん。
「どうか泣かないで・・・赤ちゃん」
そう祈りながら、優しくあやす。
そのうち、スヤスヤと眠り出す“天使の笑顔”の赤ちゃん。
安堵して・・・優しい気持ちに包まれる。
とても優しいメロディーが聴こえてきそう・・・。


“名前を呼んで”・・・でも、
赤ちゃんの名前をあまい声で呼んでいる、
そんな子守唄みたいに優しい歌が浮かんでくる。


あれこれ想像しながら、
アルバムを待ちわびている時間が楽しい。

Boseのラップが入るのかな?
超・・・楽しみやんけ~!!!


「泣かないでよ・・・baby」って、
恋人(若い女子)にささやいてたら、どないしよ・・・。
だって、せっちゃんが・・・
女の人に、「baby」って呼ぶキザな男の姿は、
似合わねー!・・・かも。
最初に赤ちゃんの歌を想像したのでね・・・。
別バージョンの想像として、
サングラスをかけた超キザな男が、
勝手に浮かんできてしまったわ^^

名曲「Baby,I Love You」や、
「だからBaby・・・」と歌う、大好きな曲もあるのだが・・・。
今回は、なんかねえ・・・。


だって今は・・・
パパ目線の「baby」が、聴きたい気分♪


(追伸)
↑↑↑・・・と、予想をした後の、結果はいかに・・・。

6月に生まれた息子との暮らしぶりと親心が伺える『罪な奴』。
表参道をそぞろ歩く仲睦まじい家族の姿が浮かぶ『表参道』。
古今東西の究極のカップルの名前がいくつも羅列される『Don't cry baby』。

ぷぷ・・・全然、見当違いだったじゃん!
でも・・・ますます楽しみになった。

まぎれもなく斉藤の世界でありながら、
これまでとは違う一面や挑戦を感じさせる曲も多い。
聞き応え充分な内容となっている・・・と、あった。


「全体的に重量感があり、余韻は深く長い」
・・・もうすぐ、会える。
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by kurin1022 | 2010-10-08 13:00 | 斉藤和義 | Comments(10)



日々のあわ
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